Prologue

プロローグ

これはある少女達の物語
(これはある子供達の物語)

これは暗闇から生まれたカミサマの物語
(これはカミサマの生んだ破滅の申し子の物語)
これは破滅の申し子が選んだ生誕の少女の物語
(これは生誕の少女となるはずだった女神の物語)
これは女神を守ろうと右手を差し出した物語
(これは右手を出す勇気のなかった左手の物語)
これは左手を厭った哀れな左腕の物語
(これは左腕をうらやんだ愚かな右腕の物語)

その愚かな少女達は、
(その愚かな子供達は、)
その身を滅するか生き永らえるか、
(その世界を滅ぼすか生かすか、)
全ての決断が委ねられていることすら気づかずに、
(全ての決断が委ねられていることすら気づかずに、)
ただただ自らを想い、厭い、嘆き、

涙する


これは、

誰もが忘れてしまった物語

Raffaello Savant Presents
Whoever says that I'm like "Maria",

「―それでも、君がいるなら私は一人じゃない」


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