草原をふたりで駆けた
うららかな春の日の午後に
優しい童謡 口ずさみながら
丘のてっぺんまで競走
「う…ここは…君たちは誰?」
「え?私たち?私たちは…」
私は夜明けの太陽の子
光の輝く《朝の娘》
ここは薔薇の咲き誇る
麗しの野薔薇姫の城
*